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ジャーナル岡山県

水島港の新規航路を支援 他港からシフトにも補助

 岡山県は、17年度から、水島港の新規航路開設支援と荷主企業の物流で他港の利用から水島港へのシフトを促す水島港「新・伸国際物流ネットワーク」構築支援事業を始める。水島港の航路の充実、貨物量の増加の相乗効果を狙い、さらには玉島ハーバーアイランドへの企業誘致にも生かしたい考え。

 新規航路開設では、総トン数1万t以上の大型船舶の入港に対し利用頻度に応じて補助。例えば、1回当たり30万円程度(水先料金の半額相当)を補助。週1便で年間52回利用として最大1560万円を補助する。

 水島港では現在上海、釜山など中国・韓国航路は充実しているが、遠方はベトナム航路のみ、タイ航路は休止状態。そのため、タイ、マレーシア、インドネシアなど東南アジア航路の開設を促すため、補助金を1年間交付する。

 1万t未満の船舶には入港料相当額(1回当たり2.3円/総トン数)を1年間補助。中国など近隣国との航路網の充実を図る。

 他港からのシフト促進策では、県内の荷主が新たに水島港を利用した場合、派生する輸出入手続きの事務処理コストに対し1社5万円を補助。また、物流費では1年間に5万円を上限に1TEU(20フィートコンテナに換算したコンテナ個数の単位)当たり1000円を補助する。また、税関の臨時開庁を行った荷主企業には開庁手数料(平均4000円)の半額を補助する。

 県下の輸出入貨物のうち、水島港利用は3割で残りの7割近くが神戸港など他港へ流れている。陸送コストがかかるが航路網などが充実しているため。そうした中で、これらの補助で荷主企業に水島港へのシフトを促す。

 事業費は県と倉敷市と折半にする。

本誌:2005年4.11号 14ページ
関連リンク:岡山県庁

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