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データ岡山県下主要量販店05年3月の販売実績

上旬の冷え込みで春物衣料が大苦戦

 [概況]月初めの冷え込みが春物商戦の出鼻をくじいた。特に衣料面で影響が大きく、全体の足を大きく引っ張る結果となった。雑貨もフレッシャーズ関連が今ひとつで盛り上がりを欠いた。花粉症対策商品も、量が揃っている割りには売れていない。食品は、生鮮を中心に健闘したが、全体を押し上げる程の活気は無かった。ホワイトデーはまずまず。

 4月は前月が低迷した反動と気温の上昇があり、各店舗共順調なスタートを切っている。店舗別の売り上げ実績は次の通り。(%は原則として前年比伸び率)

[催事好調で岡山高島屋健闘]
 デパート 岡山高島屋(岡山市)は前年を十分クリア。目標予算には若干及ばなかったが健闘した。月前半の催事が好調に推移、全体の数字を押し上げた。催事関連の売り上げは10%を越える伸び。福井県物産展は5%増。

 基調として昨秋のリファイン効果が続いている。客数はマイナスだったが客単価がアップし売り上げを伸ばした。22日以降は天候の崩れから伸び悩んだ。外商は組織改編に伴って数字的には前年実績に達していない。4月の目標は前年比96.1%。前年は分社化記念セールで伸ばしているため、控え目な目標。出足は良くない。

 天満屋岡山店(岡山市)はほぼ前年並みで予算にも近い数字。平山郁夫展や九州物産展で動員がかかり、全体的に賑わった。衣料はほぼ前年並み。春物の売れ行きはまずまず。ヤングキャラクター系の強力ブランドを導入したメンズが好調。リモデルした婦人衣料は期待ほど伸びなかった。

 食品は催事の関係で前年に及ばなかったが、全体とすればまずまずの推移。雑貨は婦人靴が持ち直し、ハンドバッグが苦戦、化粧品はトントン。平山郁夫展では、予想以上の広域からの集客があり“平山ファン”の層の広さ・厚さを見せつけられたという。ちょうど百貨店の顧客層とだぶることもあって、効果抜群だったよう。4月の目標は3%増。

 天満屋津山店(津山市)は水面下。降雪があり春物が動かなかった。4月の目標は前年並み。

 三越倉敷店(倉敷市)は2ケタ増。閉店セールにしてはちょっと勢いが鈍った感じ。売れたのは紳士洋品が倍増、呉服も3倍増、婦人服50%増、美術40%増、リビング60%増といったところ。宝飾は伸び悩み。4月は最後の感謝セール。5月5日午後7時閉店する。

 天満屋倉敷店(倉敷市)は水面下だが予算通り。上旬の冷え込みで春物衣料と周辺小物の動きが止まった。ギフトの受注は順調。フレッシャーズ関係では、むしろ母親などの“マザーニーズ”がフォーマルを中心に動いた。春休みに入ってから春物の動きが活発化。4月は慎重に前年比90%を目指す。前半は好調な出足。


[冬物伸びずヨーカ堂大苦戦]
 スーパー 天満屋ストア(岡山市)は水面下。一番厳しかったのは衣料で、前半の冷え込みで動きが止まってしまった。この落ち込み分が最後まで全体に響いた。ホワイトデー関連は順調。生活用品も全体的には苦戦した。花粉症対策商品は売れている。食品は前年には及ばなかったが、予算はクリアした。生鮮では、青果が相場高で金額的に伸び、精肉関連では鶏肉が売れた。

 店舗別では、向島店が1%増。店予算達成は、西大寺店、児島店、鴨方店、岡北店、久世店、円山店、井原店、高梁店、泉田店。4月の目標は前年比98%。春物の出足は順調。

 イトーヨーカ堂岡山店(岡山市)は前年比92%。食品は青果が苦戦。恵方巻は20%増。バレンタインは前年を上回り、イベント関連が好調。衣料は2ケタ減。春物は動いたが冬物が苦戦した。住居関連ではインテリア関連に動き。4月は前年実績クリアを目指す。新生活関連コーナーを拡充する。

 イズミ倉敷店(倉敷市)は水面下。三越閉店セールの影響を受けたのか衣料が伸びなかった。4月は2%増を目指す。駐車場も線引きを変え一新、止め易くした。

[イオン倉敷SC1%ダウン] 
専門店 岡山一番街(岡山市)は1%増。冷え込みで春物が動かず苦戦した。イベント効果で売り上げはなんとか確保。4月は前年並みを目指す。年間目標は4%の伸び。

 ドレミの街専門店(岡山市)は前年並み。寒波がこたえた。4月は5%増の目標。出足は好調。

 イオン倉敷SC(倉敷市)は前年比99%。専門店街は3%減。春物中心に衣料が振るわず、映画も2ケタ近い落ち込み。4月の目標は全体、専門店街共に2%増。

 サブリーナタウン(倉敷市)は水面下。営業日数も1日減で、衣料が動かなかった。4月は3%増を狙う。

 ルブラン(倉敷市)は水面下。衣料は感度の高いものが一部動いただけ。4月は前年並みを目指す。

本誌:2005年4.11号 23ページ

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