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インタビュー・対談㈱キャリアプランニング社長 友光弘氏

3年後100億円企業復活へ  原点に返り積極チャレンジ

総合人事サービス会社㈱キャリアプランニングの新社長に2月1日付で㈱天満屋アドセンター事業部長の友光弘氏が就任した。リーマンショック後、回復軌道を歩んできた同社だが、昨年は中国輸出関連企業の低迷や、改正労働者派遣法の影響で、足踏みを強いられた。 “原点回帰”を掲げ、3年後の“100億円企業”復活に意欲を見せる友光氏に抱負を聞いた。

○キャリアプランニングとのかかわりは。

前職のアドセンター事業部時代、仕事上で様々な接点がありました。中でも現在6カ所ある看護師求人情報センターの立ち上げにはすべて立ち合っています。看護師紹介事業は、リーマンショック後、最も環境が厳しいときにスタートし、その斬新な発想がとても印象的だったことを覚えています。赴任して改めて若い社員が多く活気があること、そして社員の意識の高さを実感しています。

○業績面では2012年度、回復基調がペースダウンした。

12年度(13年2月期)の売り上げは約86億円になる見込みです。08年度の100億円から、リーマンショック後の09年度には75億円に大きく減少。その後、81億、91億円と着実に回復に向かっていました。12年度は尖閣問題で中国向け輸出関連企業の需要が低迷、また昨年10月施行の改正労働者派遣法による日雇派遣の原則禁止なども影響し、数字的には厳しいものとなりました。

○取り巻く環境をどう見る。

需要は大きいと感じています。当社の事業では看護師紹介や人材紹介・再就職支援事業は大いに期待が持て、業績の伸びも顕著です。今後2倍、3倍と伸ばしていく考えです。一方、かつて98%を占めていた人材派遣は、今は85%にまでウエートが減少しています。それでも同社のベースであることは変わりありません。景気回復に加え、政権交代で製造派遣や短期派遣での規制緩和を期待、ここでも年間数パーセントの伸びは確保したいと思っています。


○新しい取り組みに着手した。

これまでの経験から情報発信の大切さを痛感しており、特にウエブサイトの充実は不可欠だと思っています。例えば、人材紹介では需要はあるのに供給が足りていない。県内の求人だけでは不十分で、ウエブサイトを通じて県外に求人情報をもっと発信する必要があると思っています。また、約5000社ある取引先の情報発信のお手伝いもしていきたい。幸い、アドセンター事業部ではホームページ作成や、ブランド力を上げる“ブランディング”を手掛けている。同事業部と一緒に取引先企業の情報発信力強化と知名度アップに取り組みたいと準備を進めているところです。

○経営方針、業績目標は。

社員には明るく伸び伸びと、そして積極的に仕事をしてほしい。現在社員は190人。20、30代が多く若くて優秀ですが、さらに経験を積ませ、育て、抜擢していく考えです。仕事面では初心に戻ろうと“原点回帰”を訴えました。既成概念を超えた発想を出し、みんなでチャレンジしていきたいと思っています。
業績では3年後に200人で売上高100億円を目指します。また、業績とともに社会貢献にも力を入れてい予定です。障害者や若者の就職支援などを通じて、社会から認められる企業にしたいと思っています。

○日本人材派遣協会中国地域協議会岡山支部長にも就任した。

引き続き業界の課題であるコンプライアンスや適正価格の徹底に取り組みます。そして会員企業と一緒に、社会的使命を大切にした運営を心掛けていく考えです。

●プロフィル
備前市出身。1979年静岡大学人文学部を卒業し天満屋入社。福山店副店長を経て、2005年せとうちデリバリーサービス㈱社長に就任。2009年㈱天満屋アドセンター社長。同年9月から天満屋アドセンター事業部長。趣味の登山は30年のキャリアで北岳など数々の名峰を制覇。今は年1回仲間と登るのが恒例。健康法は13年続く愛犬と40分かけての散歩。岡山市内の自宅で夫人と2人暮らし。56歳。

本誌:2013年3.25号 15ページ

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