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巻頭特集脱皮

新たな挑戦で縮小市場を生き抜く

  • 機械の総合病院目指し社名変更する山陽自動車興業のロゴ

 デフレからの脱却を目指す「アベノミクス」効果で株高、円安と明るい兆しも見えつつある日本経済だが、少子高齢化でさまざまな市場の縮小基調は避けることができない。長い歴史を誇る老舗企業といえども、新たな事業への進出など「革新」し続けることが、存続・発展には不可欠だ。既存事業に次ぐ柱づくりを目指し挑戦する3社の取り組みを取材した。

 需要の先細りを見込み、中小企業に新商品開発などを促すのが経営革新計画。中小企業新事業活動促進法に基づき、中小企業者が作成する新商品開発や新たなサービス展開などの取り組みと具体的な数値目標を含んだ3~5年のビジネスプランで、承認されれば信用保証の特例、政府系金融機関による低利融資制度などさまざまな支援策を活用できる。

 県下の承認件数は昨年度末で全国11位の1281件。リーマンショック後は落ち込んでいたが、ここへ来て「意識の高まっている企業が増えている」(岡山商工会議所)という。計画作成のパターンは、「既存の顧客に向けた新商品開発」と「技術・ノウハウを生かした新分野」が主体で、ノウハウを持たない中で新分野へ進出するのは、資金面を含めてハードルが高い。

 岡山商工会議所では「時代に合わせて変わらなければ事業の長期継続は大変。若手経営者はもちろん、後継者のいる企業も次の世代のためにしっかり考えてほしい」と話している。

本誌:2013年3.25号 4ページ

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