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ジャーナル「倉子城文化サロン」計画浮上

美観地区の1000㎡規模の竹林など活用  路地裏に回遊性創出へ

 倉敷美観地区のほぼ中心にある未利用地に町家サロンなどを整備し吉備文化の発信拠点にする「倉子城(くらしき)文化サロン」計画が、浮上している。市中心市街地活性化基本計画の事業に採択され、2014年度中の完成予定。周辺の主要観光施設とは路地で結ばれ、新たな回遊性が期待される。

 対象地は倉敷市中央1-4-22、約1000㎡。竹林と空き家があり、倉敷土地建物㈱(倉敷市阿知2-9-3、山田泰子社長、資本金1000万円)が所有。周囲には倉敷民芸館、加計美術館、日本郷土玩具館などがある。

 計画では、敷地内の北側の竹林を散策できるように整備。伝統的建造物群保存地区内でまとまった緑地は珍しく、観光客や市民の憩いの場とする。南側の路地近くには町家サロンを整備。木造2階で約300㎡程度の規模を想定。内部は5区画程度で吉備文化の工房、ゲストハウス、カフェなどを設けたい考え。既存の空き家はキッチンを整備し暫定利用。サロン完成後に解体し跡地を広場にする。将来的には美術館、博物館も設置する。

 事業主体となる目的会社「㈱倉子城文化サロン」を近く設立する予定で、本社を倉敷土地建物内に設置。社長には山田泰子氏が就く。また、市内の街づくりの団体などに広く参加を呼び掛け、今夏までプロジェクトチームを発足、開業後の運営方法を検討していく。

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