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連載記事

地方の政党は、深刻な分裂状態  離合集散は、珍しくないが・・・

 朝夕は、しのぎやすくなりました。今年は3ヶ月を残すのみです。

 1.週間誌に衣替えです
 
 本誌は、毎週月曜日に発行されることになりました。赤枝先生と私が交互に書くため、年間約25回執筆することになります。思い起こせば平成3年5月から始めて、ようやく約300回書いたことになります。約15年間皆様にかわいがっていただき、今日を迎えることになり感謝感激。赤枝先生のお年まで書けるとすれば500回あります。合計800回です。1000回達成という事になれば、90才頃まで元気でなければなりません。横綱が“一番一番”に集中して自分の相撲をとるだけといった言葉が思い出されます。私は各回に全力を尽くし、魂を入れたいと思います。

 歳をとったため少し人柄が円満になったのか、あるいはまわりに知った人が多くなったためか、執筆の勢いが鈍ってきたと言えなくもないのですが、昨日までは私のヒストリー(歴史)であり、将来はミステリー(何が起こるかわかりません)。“ただ今”の自分の考えを表現できることの幸せをかみしめて懸命に書きます。自分史の一ページでもありますから。

 とにかく行けるところまで情熱を込めて継続することが力となり、楽しみに読んでくださっているファンの読者皆々様の期待をうらぎらないようにしたい。お気づきの点がありましたら遠慮なくご教示ください。新体制の始まりにあたり、重々よろしくお願いします。

 2.何事にも驚かないぞ
 
 昨今の政界において、今年ほどドラマティックに変化した年は少なかったように思う。世界も日本も歴史を紐解けば、権力闘争の飽くなき繰り返しであった。歴史を学ぶ利点は、その時々の人達がどのように事態に対応してきたかを学習することにある。「おごれる者も久しからず」とはよく言ったもので、昔も今も変わらない。

 これから、どういう方向に日本が進み何が成果として結実するかを見守りたいものです。将来の歴史の評価を待ちたい。小選挙区比例代表制度の今回の選挙では、自民は民主の約1.3倍の得票率だったのに4倍の議席を得た。本当のところ国民の声が正確な当選人数として反映しているのかという疑問も生ずるが・・・。
 
 気になるのは、都会と地方の人口構成割合の変化による現役勤労者たちの物の見方の変化です。すなわち、都会人は“ふるさと”を持たない人が多くなったということです。おじいさんは、例えば岡山県の山奥の出身だとする。本籍地も田舎にあるが、孫は行ったこともないし、岡山なんて知らない。お父さんは何度か葬式・墓参りや親族の結婚式などで帰岡したが、昨今は代替わりして交際も途絶えがちになってきた。田舎の墓は荒れて無縁仏になってしまった、という定番のストーリーになる。

 そこで、何が問題かというと孫の代の人にとっては、自分たちの払った税金が行ったこともない岡山の田舎の橋や道路に使われるのはたまらないという錯覚におちいりやすく、地方切捨てということになる。私はこの都会人の考えは浅はかだと思う。田舎の支えがあるからこそ都会は成り立っているのだ。
 
 とにかく、将来は、さらに一層このような国民の思考傾向が強くなるであろう。岡山県選出の衆・参議員さんは13人と多い。なかには刺客として送り込まれた都会育ちの女性もいるようだが、岡山の田舎で育った萩原さんを始め、その他の人たちはしっかり地方のことを応援し支えてほしい。

 ただいま岡山市長選で岡山市は大変です。各党の地方議員さんは分裂状態。罪深いことになってしまった。市長選後には大幅な再編成があるでしょう。(17・9・22)

本誌:2005年10.3号 30ページ

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