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ジャーナル三越倉敷店跡の競売物件

倉敷市開発ビルが取得 競売とは別に任意売却で

 JR倉敷駅前にある「くらしきシティプラザ東ビル」で三越倉敷店跡の床の1部が競売にかけられていた問題で、倉敷市全額出資で(株)三越(東京都)に床を貸していた倉敷市開発ビル(株)(倉敷市、古市健三社長、資本金15億5000万円)が、このほど、同床を任意売却で取得した。

 競売手続きでは、岡山地裁倉敷支部で9月1日から8日まで期間入札を実施。それと並行する形で、債権者で競売を申し立てた(株)整理回収機構(東京都)と同社で交渉。売買契約が成立したため、開札日(15日)直前の13日に地裁に競売の取り下げを申し出た。

 倉敷市開発ビルが購入したのは、同ビル(地上6階地下1階)のうち、地下1階1660平方メートル、1階2211平方メートル、2階2176平方メートルの部分で、その中の債務者である個人の持ち分。それぞれ複数の個人・法人の共同所有でそのうち1部を既に倉敷市開発ビルが権利を持っており、今回持ち分を追加した格好。

 競売で公開の入札となる以上、誰が取得に乗り出してくるか分からないため、同社では「例外的なケース」として防衛的な狙いで取得したもの。

 購入金額は明らかにしていない。ちなみに地裁の提示した売却基準価額は2538万円だった。

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