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ジャーナル國和産業

県下初、西条柿のジョイント栽培 柿畑引き継ぐプロジェクトも始動

 干し柿を使った菓子メーカーの國和産業㈱(倉敷市玉島乙島7132、友國正明社長、資本金1000万円)はこのほど、岡山県内初となる西条柿のジョイント栽培を始めた。干し柿の原料となる渋柿を自社で生産し、付加価値の高い商品展開につなげる狙い。

 1971年の創業以来、干し柿を仕入れて加工販売してきたが、国内の柿農家が高齢化し「生産量を抑えて少量を高値で売る」傾向が強まるなど、仕入れコストが年々上昇。生産者から柿を直接仕入れることも検討したがさまざまな制約があり、農産事業部を昨年立ち上げて自社による柿生産に踏み切ることにした。

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本誌:2021年4月5日号 9ページ
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