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巻頭特集転換点迎える岡山市の下水道事業

設備老朽化で重要性増す改築更新事業 予算・マンパワー不足深刻で民間活力拡充は必至

 岡山市の下水道事業が大きな転換点を迎えつつある。既存設備の老朽化が進み全国的に問題となっている道路陥没が市内でも発生するなど、維持管理・更新の重要性が如実に高まり、ほぼ普及一辺倒で進めてきた事業の大幅な見直しを余儀なくされている。しかし、もともと予算が不足している上、業務量の増加に対し市の担当職員の数は不足。そのため、民間活力の拡充は不可欠の状勢だ。これまでも民間活力の活用は議論されてきたが、ここにきて下水道事業の新たな官民連携の手法「ウォーターPPP」導入の検討に入った。老朽化対策は待ったなしだ。

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本誌:2025年5月19日号 4ページ
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