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特集[ICT特集] プラスエス

システム障害時の早期復旧体制支援 専門家連携で総合的なBCP対策も

 セキュリティ対策のプラスエス(岡山市)は、中小企業向けにIT関連のBCP(事業継続計画)体制を整備するコンサルティング事業を展開している。

 国家資格・情報処理安全確保支援士の大久保茂人代表が、社内のシステム環境を調査、棚卸しし、パソコンの故障や、自然災害などでのシステム障害から復旧するまでの社内体制構築をアドバイス。会計や販売のシステムごとに障害時のリスクや緊急性を判断し、復旧までの時間や、いつ時点のデータに復元すべきか、またはハードウエアの冗長化による停止防止策をとるべきかなどの方針を決め、顧客と取引のあるシステムベンダーと協力して対応する。費用は10万円~。

 また、税理士、行政書士、ITコンサルタントと連携して、4月中にもウイルスなどによる急な従業員の欠勤時などでも業務を継続できるよう、作業の標準化や明文化、テレワークやパソコン作業を自動化するRPAの導入など総合的にBCP化を支援できる体制を整える計画。大久保代表は「助成金を活用するなど負担が極力少なく、リスクに強い企業づくりをサポートしたい」としている。

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