1964年2月の創刊号から56年間の週刊VISION岡山約2000冊をデータベース化し、Web VISION岡山（https://www.visionokayama.jp）から検索できるアーカイブサービスの利用開始に合わせ、誌面を通じて半世紀の岡山経済を振り返る「プレイバックおかやま経済」。岡山市制100周年記念事業として誘致が浮上し、う余曲折の末にオープンを迎えた倉敷チボリ公園、同じく長く綱引きの続いたFM岡山の開局の動きなど1997年後半の経済ニュースを紹介します。

　①表町3丁目14番地区再開発事業 商業テナントの誘致を断念

　「岡山市表町3丁目14番地区再開発事業でマンション分譲に取り組んでいる地権者法人㈱ザ・サードは、計画していたマンション内への大型商業テナント誘致を断念した。周辺の地盤沈下を理由に進出を希望する業者がなかったため」（7月11日号3㌻掲載）

　◆マンション1、2階への商業施設誘致を想定していた。軌道修正を迫られた地権者は、FMの本社誘致、福祉施設などを検討したがいずれも実現せず、岡山市の男女共同参画社会推進センターなどが入っている。

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