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ジャーナルライフデザイン・カバヤ

CLT住宅をスタンダードに ハイブリッド構法で「強度」と「経済性」両立

 住宅メーカーのライフデザイン・カバヤ㈱(岡山市北区中仙道2-9-11、窪田健太郎社長、資本金9000万円)は、CLT(直交集成板)の普及を目指し、在来軸組みの戸建て住宅にCLTパネルを組み合わせたハイブリッド構法を確立。10月3日から新ブランド「CLT MASTERS」を立ち上げ、注文住宅の主力商品として拡販を図る。

 CLTは繊維方向が層ごとに直角に交わるように接着した木製パネルで、高い強度が期待できるが、基本的に柱を使わず、壁や床、天井などほぼすべてをCLTパネルで構成する従来の構法では高額となり住宅での普及は難しかった。新構法では、柱と柱の間にCLTパネルを耐力壁として入れることで震度7相当の地震後も住み続けられる耐震性を確保し、住宅としてオーバースペックだったCLTを求めやすい価格帯で提供できるようになった。

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本誌:2024年10月14日号 2ページ

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