製造に不可欠なパートナーであり続ける　単なる下請けにあらず　企画提案で成長目指す

　金属製家具製造販売の竹久工業㈱（岡山市）は1月に創業100周年を迎えた。もともとは農機具製造で事業を立ち上げ自社ブランドで展開していたが、その後金属部品の受託加工に転換、地元有力企業の系列の中で安定した業績を上げていた。その中で、2020年に同社では新たに塗装工程の内製化に踏み切り部品製造の一貫生産体制を構築、さらに最新鋭の設備で勝負に出た。100周年を機に1月に4代目社長に就任したばかりの竹久祐貴氏に今までの歩みと今後の方向性を聞いた。