OEC㈱（岡山市）は、社内のインターネット接続回線の利用やセキュリティ状況を無償で診断、報告する「ネットワーク分析サービス」を展開している。

　ネットワーク経由で利用されているアプリの識別や制御を行える「次世代ファイアウォール」を社内のインターネットルーターとスイッチングハブの間に設置して、2週間程度通信情報をモニタリング。利用されているアプリの種類の特定や利用ユーザー、帯域を占有しがちな通信が占める割合などの情報をレポートにまとめて提示する。

　社内から社外に出ていく通信を重点的に確認することで、SNSなど許可していないアプリケーションが利用されていないかの確認や、ネットワークを通じて感染を広げる悪意を持ったソフトウエアによる通信が行われていないかなどを把握。課題に対して、解決方法のアドバイスや適応するソリューションを提案する。

　初回診断は無料。同ファイアウォールを導入する場合は25万円～。同社では「ウィルス対策ソフトだけでは悪意のあるマルウエアなどは防ぎきれず、1度社内の現状を把握して対策を考えてもらいたい」としている

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