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連載記事賢い補助金の活用法

「コロナ特別対応」制度

 岡山県よろず支援拠点とVISION岡山のコラボ連載企画「賢い補助金の活用法」。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大で打撃を受けた中小企業・小規模事業者の事業再開を支援する、小規模事業者持続化補助金の「コロナ特別対応」制度の活用事例を紹介します。

 中小企業生産性革命推進事業の一部として実施している、「小規模事業者持続化補助金(以下、持続化補助金)」、「ものづくり・商業・サービス補助金(以下、ものづくり補助金)」、「サービス等生産性向上IT導入補助金」において、緊急事態宣言の解除を受けて本格化する事業再開を強力に後押しするため、中小・小規模事業者による業種別ガイドライン等に沿った取組に対して、支援内容が拡充された。

 拡充の詳細は次の2点。

 ①補助対象経費の1/6以上が次のいずれかの類型に該当すれば、コロナ特別対応型(以下、特別枠)で申請できる。持続化補助金の特別枠は、補助上限が50万円から100万円に引き上がる。さらに、類型B又はCの場合、補助率が2/3から3/4へ引き上がる。

 ・類型A サプライチェーンの毀損への対応

 ・類型B 非対面型ビジネスモデルへの転換

 ・類型C テレワーク環境の整備

 ②「持続化補助金(特別枠・通常枠)」「ものづくり補助金(特別枠)」の採択者に対し、ガイドライン等に沿った感染防止対策の投資を行った場合、新たに定額補助(補助率10/10)・補助上限50万円の別枠(事業再開枠)を上乗せする。

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本誌:2020年8月24日号 11ページ

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