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- VISION OKAYAMA 2020年3月9日号
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ジャーナル山陽精機
「工場恒温化システム」を事業化 精度高めランニングコストも削減
金型メーカーの山陽精機㈱(真庭市開田125、行本充宏社長、資本金1000万円)は、新規性や独創性のあるアイデア・技術を基にしたビジネスプランに対し、伴走型支援を通じ地域産業の一翼を担う企業へと成長を促す岡山県の「スター☆ベンチャー誕生」事業に採択され、自社開発した「工場恒温化システム」の事業化を目指している。
同システムの理論自体はごく単純。外気の影響を受けやすい壁際に機械を並べないことなどで、精密加工にとってやっかいな熱変位を100分の2mm以内に収めるというものだ。長年の試行錯誤の末にノウハウを確立した同社では、工場内は常時28℃±1℃に保たれ、冬でも暖房を使わず従業員は半そでで作業。修正が必要な製品の発生率は「通常の環境下での作業の5分の1」(行本社長)のレベルで、日本を代表する自動車部品メーカー4、5社との取引口座を有する、県北の優良モノづくり企業としての地位を確立している。
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