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特集税理士記念日特集 中国税理士会

商大で県下初の寄付講座実施 税理士に関心持つきっかけに

 中国税理士会は、昨年4~7月、岡山商科大学で県下初となる税理士が講師を務める寄付講座を開いた。

 県下の会員税理士10人と広島国税局職員らが、税理士の使命と役割をはじめ、相続税、贈与税、消費税、法人税の概要、税務署の業務と国税不服審査制度について全15回で講義し単位も取得できる内容。税に関する正しい判断力と健全な納税者意識を育てると共に、税理士や税理士制度への関心を促し、税理士資格受験者の増加を図るのが目的。

 幅広く学習の機会を提供しようと経済学部のほか、法学部、経営学部、商学部の2年生以上を対象とし約80人が参加した。また、全講座終了後には、受講した学生10人を交えた座談会を行い、税理士に対するイメージなどについて意見交換した。

 同税理士会では「学生に税理士と税理士業務を身近に感じてもらうことができた。1人でも多く税理士を目指してもらえれば」とし、来年度以降も講座を継続していく計画。

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本誌:2020年2月17日号 9ページ

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