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- VISION OKAYAMA 2019年10月21日号
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リハビリ×フィットネスの複合施設 要介護者、健常者ともに健康をサポート
㈱シーアールホールディング(HD、岡山市中区平井6-15-34、大久保俊充社長、資本金5000万円)は、10月7日、岡山市北区十日市西町11-7の十日市ブラン1階に初の健康増進施設「シーアールウェルネス」をオープンした。フィットネスとリハビリの機能を備えた複合型で、働き盛りの現役世代と社会復帰を目指す活躍挑戦世代それぞれをサポートする一歩先のメディカルフィットネスを提供する。
グループ社員の健康管理センター設置を検討していたところ、病気やケガの治療が終わり退院した後のリハビリ受け入れ施設が不足していることを知り、社会貢献につなげたいとフィットネスとリハビリを備えた施設として開設。㈱山陽レイスポーツ(岡山市)と㈱アール・ケア(玉野市)との協業、平和タクシー㈱から譲り受けたタクシー事業と合わせて誰もが通いやすく健康を増進できる環境を目指した。
フィットネスエリアは広さ約90㎡で、部位別に6種類の筋肉トレーニングマシーンを設置したほか、ウォーキング、バイクの有酸素運動機器を設置。リハビリにも利用できるマシーンも完備した。レイスポーツのインストラクターが常駐し、安全な使用方法やライフスタイルや目的に合った運動方法などをレクチャーする。
料金はビジター会員は1回500円。マスター会員が初期8000円で月額5000円。法人会員も受け付ける。
リハビリエリアは同60㎡。理学療法士とのカウンセリングを行い、脳血管障害や高齢者の関節症、骨折をはじめ、呼吸に関するリハビリなどさまざまな症状をケア。また、足と姿勢に優しいオーダーメードの靴の中敷きづくりにも応じ、靴選びから歩き方のアドバイスまで全身をトータルサポートする。定休は日曜、祝日で完全予約制。料金は個別相談。
カフェテリアでは、健康に配慮したおにぎりやドリンクを提供。トレーニングウェアの販売も行う。フィットネスを含めて料金の支払いはモバイル決済サービス「エアペイ」を導入し、クレジットカードや電子マネーのみとするキャッシュレス化に取り組んだ。
10月末まで無料体験受け付け
営業時間は午前10時~午後10時、日曜・祝日は同7時まで。駐車場は75台分。火曜日定休で、福利厚生としてシーアールグループ社員の無料開放デーとなる。また、10月末までは無料体験を受け付ける。
問い合わせは同施設(電話086-227-5500)へ。
選ばれ続ける企業に
シーアールホールディング
副社長 大久保泰造氏
―複合施設開設のきっかけ。
昨年末に実父の俊充社長が脳疾患となり、退院後のリハビリ施設が少ないことを知ったのがきっかけ。同じように困っている人が多く、アール・ケアさんとレイスポーツさんのご縁もあり、複合施設化を決めた。
―特徴は。
フィットネスとリハビリのプロフェッショナルの2社の協力が得られたことで、理学療法士と作業療法士が常駐する多様なニーズに答えらえる健康増進施設となった。平和タクシーも施設内に置き、要介護者の皆さんが介護タクシーで通いやすい最良の環境を整えることができた。
―今後の展開は。
グループ社員数は平和タクシーが加わったことで1200人となった。より多くの社員が利用できるよう倉敷市内にも複合施設の設置を検討している。人材不足が深刻化する中、社会貢献型経営を追求し選んでもらい続けられる企業を目指したい。
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