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- VISION OKAYAMA 2019年10月7日号
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問題解決できる“真のリーダー”育成地域課題テーマの研修が第2期突入
企業研修、人材育成の㈱SWITCH WORKS(岡山市北区本町6-30、竹本幸史社長、資本金100万円)は、9月25日から、リーダー育成プログラム「LDP研修×地域課題解決」の第2期をスタートした。県内NPO法人が抱える課題についてグループごとに調査、分析して解決策をプレゼンするもので、問題解決の方法論を習得し、実践できる“真のリーダー”育成を目指す。
同研修は、「責任を負いたくない」とリーダーや役職者になりたがらない若者が増えている中、リーダーシップの可能性を呼び起こす研修を目指し、コンサルティング業の㈱えんのした(岡山市)、NPO法人岡山NPOセンター(同)と連携して企画。地域課題は、SDGs(持続可能な世界実現のための開発目標)で定める貧困、教育、健康福祉、平和公正など17ジャンルに沿って選定する。
昨年9月からスタートし、第1期は4クールで約70人が参加した。年齢や性別、職種の異なる4~5人が1つのチームになり6カ月間にわたり、地域課題についてNPO法人や現場の声を聞き、調査、分析させることで自ら考えて動くきっかけを提供。解決策プレゼンでは、「ニュートラルな視点での提案が参考になった」とNPO法人からも好評を得ている。
現在、2クール(11月20日~来年4月16日)と3クール(同2月13日~7月29日)の参加者を募集中。研修は月1度で午後1時~同6時まで。参加費は1社2人まで参加可能で30万円。
ユーザーボイス
石井経営グループ代表 石井栄一氏
リーダー研修プログラムを第1期中に主任、課長4人が受講し、第2期の1クールにも2人が参加している石井経営グループ(岡山市)の石井栄一代表に受講の背景や成果を聞いた。
研修受講の背景は。
会計事務所の職員は、会計や税務の専門知識から「井の中の蛙」になりがちで、一般的な価値観習得のために受講を決めた。私の場合は岡山青年会議所で学び、財産となる人脈もできた。実際の社会課題をテーマにグループで取り組むため、リーダーシップだけでなくチームワークの重要性も学んでもらうのも目的だ。
受講後の成果はでているか。
個人差はあるが、締め切りまで動かなかったが受講後は計画的に動くようになったり、チームで相談して結果報告などができるようになった。グループで活動したことで異業種との人脈づくりにもつながっており、一定の成果を感じている。
今後の取り組みは。
今までは、役職や能力でセミナーや研修への参加を決めていた部分があるが、誰でも学びたいという願望があり、チャンスを与えることでモチベーションアップにつながる。第2期では一般職を受講させる計画で、能力の発揮につなげ組織全体のレベルアップにつなげたい。
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