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特集[ICT特集] ビジネスセンター岡山

タブレット活用の勤怠管理システム 従業員との情報共有や対話促進にも

 ビジネスセンター岡山㈱(岡山市北区島田本町1-5-37、岡本匡史社長、資本金1500万円)は、タブレット端末を活用した勤怠管理システム「ダチョウ(打頂)」を提案している。

 働き方改革関連法で、来年4月から中小企業にも年5日間の有給取得義務や残業時間制限が導入されることを受け開発。オフィスの入り口などに設置したタブレット端末でID、パスワードを入力することで打刻できるほか、スムーズな運用と不正運用が防止できる指紋や静脈などの生体認証やICカードでのログインにも対応する。

 有給申請機能もあり、理由欄は具体的な内容が分かる選択式とすることで従業員の健康状態や家庭環境などが把握できる「経営者と従業員を結ぶシステム」を目指した。データは、従業員や店舗、工場ごとに集計可能で、有給の取得状況や残業時間などを一覧で確認できる。CSV形式で取り込みできる給与システムとの連携にも対応する。名称は「打って頂だい」から付けた。

 導入は、社内サーバー設置型で、今後クラウドにも対応させる計画。「従業員との情報共有やコミュニケーションのツールとしても活用してもらいたい」としている。

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