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巻頭特集5年目迎えたゼロカーボン研究会

自治体から事業者へ重心を転換 

 岡山市など県内13自治体が参加する岡山連携中枢都市圏構成市町と企業、教育機関などが集い脱炭素社会実現に向けた取り組みを考える「ゼロカーボン研究会」が5年目を迎えた。今年度は備前グリーンエネルギー㈱(備前市)と㈱中国銀行(岡山市)が共同企業体として運営を受託し、民間企業の関心が高いテーマを定めより参加しやすい会を目指している。これまでの活動の成果や今年度の取り組みについてレポートする。

 2021年2月に岡山連携中枢都市圏の13市町(岡山市、津山市、玉野市、総社市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、真庭市、和気町、早島町、久米南町、美咲町、吉備中央町)が、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を掲げ、連携した取り組みを進めることを表明したことを受け、「ゼロカーボン研究会」が発足。13市町に企業や教育機関、他の都市圏も交えてオンライン参加も可能な会合を開き、先進的な取り組みをしている事業者らを講師に招き各自治体での事業化や、企業の取り組み活性化に努めてきた。

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本誌:2025年6月9日号 4ページ

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