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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

岡山市のバス路線再編案合意

 市民の足である路線バスの運営がほぼ100%民間任せになっている点において、岡山市は全国的にみてかなり特異な政令指定都市であると言えます。岡山では多数のバス事業者が入り乱れて路線を競い合ったり新規参入事業者を排除しようとする動きが長年続いてきました。ところが近年岡山市がこの問題について積極的に調整に乗り出し、本年2月初め、岡山市とバス事業者9社との間で合意案がまとまりました。

 合意案の中で目を引くのが「公設民営」という運営形態です。天満屋・岡山駅を発着地とする幹線路線網は別として、地域拠点同士を結ぶ路線は最初から採算が取れないことが予想され、そういう路線の開設と維持のために岡山市が車両の購入等を負担し、運行は民間に任せるというアイデアのようです。

 地域間とは、例えばJR瀬戸大橋線の妹尾駅と山陽本線の北長瀬駅、同じく妹尾駅から南区役所がある岡南地区の間などです。これまではいったん岡山駅・天満屋バスセンターを経由しないことには移動がしにくかった地点が直結されるのですから期待は大きいと思います。

 ちなみに今回新設される妹尾駅と北長瀬駅を結ぶバス路線に似たものが実は遠い昔、私が5、6歳のころ存在していました。

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本誌:2024年2月26日号 15ページ

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