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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

2024年を迎えて

 年末になって急に火が付き大炎上している自民党清和会政治資金パーティー裏金問題はどのような展開を見せるのでしょうか。何千万円もの裏金をポケットに入れることは犯罪であることは、関係している議員自身よく分かっているはずなのに、権力の中枢にいると罪の意識なんか吹き飛んでしまうのでしょう。まさしく「赤信号、みんなで渡れば怖くない」です。政治スキャンダルは著しく国力をそぐ要因になり、由々しい問題だと思います。

 前回のオリンピックはコロナ禍の最中、1年遅れの2021年に東京で開催されました。無観客という異例の大会になり、テレビ画面越しにも白けたムードしか伝わってきませんでした。今年の夏のパリ五輪こそ久しぶりにわくわくするような大会になるものと期待が膨らみます。

 ただ、ウクライナ情勢は依然として戦闘が続き、イスラエルによるパレスチナのガザ地区攻撃は凄惨な状況が続いていて、いつ何時、世界のどこでテロ事件が起きてもおかしくありません。パリ五輪も厳重なセキュリティ管理下で行われるであろうことは仕方ないことだと思います。

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本誌:2024年1月1日号 86ページ

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