アムステルダムには10月27日から10月30日までたった4日間しか滞在しませんでしたが、滞在2日目の朝ホテルで朝食を食べようとエレベーターに乗ったところ、「今日から冬時間です。ご注意を！」という張り紙が目に入りました。夏時間から冬時間への切り替えはヨーロッパでは10月の最終日曜日、午前2時に行われるとのことです。具体的には午前2時になったら時計の針を1時間戻すということらしいです。

　ややこしい話ですね。その時間に寝ている人にとってはあまり影響ないと思いますが、夜行列車の運転などに支障はないのかなあ、と頭をひねりました。しかも切り替えの日時がヨーロッパとアメリカでは1週間異なっていて、欧米間を飛ぶ飛行機のスケジュール管理はさぞ大変だと思います。

　実はヨーロッパでもサマータイム制に反対する人が多く、欧州議会では2021年を最後にサマータイムを廃止する法案が可決されているそうですが、コロナ禍の影響もあってか今も夏時間、冬時間があります。日本でも戦後の一時期GHQの指示でサマータイムが実施されたものの不評で3年で廃止になった歴史があるということです。

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