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連載記事アクセシビリティ最前線 マネタイズが切り開く未来

手話放送にスポンサー?

 「そんなことできるんですか?」「でも実現した画面を想像するとワクワクします!!」。4年前、心に温めていたプランを初めて仲間に説明した時の反応です。当時は手話放送を担当するようになって2年目で、手話放送の普及を願い社内外で手話放送の意義や必要性を情熱的に訴えたものの、なかなか理解が得られないジレンマを抱えていました。その中で、「共通の価値基準でメリットを伝えよう」と考え、たどり着いたのが「お金」だったのです。「福祉」と「ビジネス」は両極端のように見えますが、手話放送によるマネタイズが成り立つことを証明させることが、手話放送を拡大させる最善策だと信じたのです。

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本誌:2023年3月6日号 7ページ

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