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連載記事岡山消費者動向分析

「ポイ活」について

 三菱UFJニコスは「ポイ活」を下記のように定義している:

 「ポイ活とは、ポイントをためたり、たまったポイントを活用したりすることです。身近なも
のでは、通販サイトやショップで商品を購入したときにたまるポイントのほか、クレジット
カードや電子マネーを利用してたまるポイントなどが挙げられます。たまったポイントは
特定のアイテムやほかのポイントに交換したり、支払いに使ったりすることが可能です。」

 このポイントやマイルの基本戦略は、新しい顧客を獲得するためのコストが既存の顧客を維持するコストと比べて10倍以上かかることに着目している。つまり、リピーターの固定化であり、経営戦略で「顧客の囲い込み」と呼ばれるものである。

 典型的なサービスは航空会社のマイル付与であり、飛んだ距離に応じてマイルが与えられるものである。また、殆どのクレジットカードでも使用金額に応じてポイントが付与される。顧客が購入する時点で情報がデジタル化されていれば、自動的にポイントを管理できるので、今後ポイント付与は一層拡大すると予測される。

 今回はポイントを貯めたり、活用したりする「ポイ活」について、岡山と全国の認知や意識の違いを確認した。

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本誌:2022年11月21日号 9ページ

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