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巻頭特集植田板金店×隈研吾コラボCLT小屋

「木の塊」イメージした癒し空間 “小さな小屋”がCLT普及の先導役に

 ㈱植田板金店(岡山市中区藤崎673、植田博幸社長、資本金3000万円)は、6月21日、東京・国立競技場で、建築家・隈研吾氏とのコラボによる小屋の第2弾「木庵(もくあん)」の完成披露発表会を開いた。CLT材(直交集成板)と板金技術の融合による、「木の塊」をイメージした小屋で、CLTの普及につなげる。

 2018年に発表したコラボ第1弾の「小屋のワ」が、壁に加わる力の流れを示す「応力図」を板金技術でデザイン化したのに対し、木庵は注目素材のCLTにこだわった木造の小屋。ヨーロッパでCLTを使った中高層の木造建築が増えていることに目を付け、いち早く取り組みをスタートし、2016年には国内初の量産工場を稼働させた銘建工業㈱(真庭市)が加わり、3者協業で実現した。

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