WEB VISION OKAYAMA

連載記事岡山消費者動向分析

地球温暖化などに関する意識

 2018年7月7日の真備町の洪水は既に3年前のこととなる。コロナ禍など多くの課題が山積している中で、ついつい過去の悲惨な出来事も記憶の奥で忘れ去られる。3年後の今年もかなりの集中豪雨が岡山の地を襲った。幸い3年前のような状況にはならなかったが、いつまたこのような悲惨な天災が襲わないとも限らない。

 気候変動に影響を及ぼす温室効果ガス削減に関する国際的取り決めは2015年のパリ協定により提言され2016年に発行した。その後アメリカがトランプ前大統領の就任により撤退したが、バイデン大統領は再度パリ協定に参加を表明した。アメリカやヨーロッパ、中国、インドなどでも近年洪水が多発しており、既に看過することのできない事態となっている。勿論岡山も例外ではない。

 今回は岡山と全国の地球温暖化や気候変動に関する意識調査である。結論を先取りすれば岡山は全国に比べて意識が低い。正しい現状を理解する機会を増やし、意識改革をする必要がある。

会員申し込みはこちらから

本誌:2021年秋季特別号 9ページ

PAGETOP