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ニューフェイス㈱日本政策金融公庫岡山支店長兼農林水産事業統轄 加藤友彦氏

地域の課題見つけ解決支援 事業承継で各機関とも連携

  • 加藤友彦氏

 ◆「客観的な立場で個々の企業や地域の課題を見つけ、それぞれの解決に向けサポートしていきたい」―。3月25日付で就任した。岡山勤務は初めて。「水島工業地帯を中心に製造業の層が厚く業種も幅広い。農業も酪農、果樹栽培などが盛んでポテンシャルが高い」と地元経済を評し、支店内の国民生活、中小企業、農林水産の3事業が一丸となり地方創生を後押しする。

 ◆喫緊の課題はコロナ対策。実質無利子融資などで事業者の資金繰りは一息ついた格好だが、コロナ禍の長期化で予断を許さない。「今後は事業継続、さらに反転攻勢に向け経営改善や事業再構築への支援が重要」と強調。長期伴走型でマッチング、ブランディング、人材開発などの支援を進める。事業承継も重点施策で「専門家、支援機関、民間金融機関との連携を強化し取り組む」と言う。

 ◆約100人の職員には「政策金融機関としての使命感を持って仕事をしてほしい」と訴えた。経営支援で全国の支店網もフルに活用していく方針で「コロナ禍でさまざまな工夫で果敢に挑戦する各地の事例を集め紹介したい」と言う。休日は散歩や旅行を楽しむ。「大原美術館は予想以上で世界的なレベルの所蔵画に驚いた」と話し、感染対策に留意しながら新たな発見を求めて県内の観光地を回りたい考え。

かとう・ともひこ。東京都葛飾区出身。1986年旧東京水産大(現東京海洋大)水産学部を卒業し旧農林漁業金融公庫入庫。岐阜、山形各支店で農林水産事業統轄を歴任し前職は金沢支店長兼農林水産事業統轄。埼玉県の自宅に妻を残し岡山市内で単身生活。子ども4人は独立。57歳。

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