使用電力を100％再生可能エネルギー化　中国地方のオフィスビルで初めて

　天満屋グループの丸田産業㈱（岡山市北区本町6－36、伊原木省五社長、資本金1億円）は、このほど、JR岡山駅前に所有する「第一セントラルビル1号館」の使用電力を、100％再生可能エネルギー化することを決めた。中国地方のオフィスビルでは初の取り組み。

　政府の掲げる2050年のカーボンニュートラルに向け、三菱地所グループ（東京都）が今年1月、丸ビルなど丸の内エリアを中心に所有ビル19棟で使用する電力の再生可能エネルギー化を発表するなど、首都圏を中心に民間企業の取り組みも活発化。これを受け、“岡山の顔”である駅前にオフィスビルを構える丸田産業でも再エネ化の検討を重ねてきた。