- ホーム
- VISION OKAYAMA 2021年3月15日号
- デザイン性重視し「のぼり」市場創造 “突き抜けた”人材育成 M&Aにも積極的
企業・事業紹介P・O・Pホールディングス
デザイン性重視し「のぼり」市場創造 “突き抜けた”人材育成 M&Aにも積極的
P・O・Pホールディングス㈱(岡山市南区浦安南町220-1、玄馬宏昭社長、資本金900万円)グループのP・O・Pカンパニー㈱がこのほど、「異形状のぼり旗の量産加工による競争力強化」のテーマで、岡山県経営革新アワード優秀賞を受賞した。「のぼり」業界に参入して20年。デザインに着目し、印刷技術の革新を追い風に成長を続ける注目企業だ。
同グループは、松澤純三氏が愛媛県で営む家業の食品包装資材卸会社から独立する形で1991年に立ち上げたP・O・Pトレーディング㈱(旧㈱パステム岡山)がルーツ。卸の衰退は今ほど深刻ではなかったが、将来を見据え、設立当初からメーカーへの脱皮指向が強かったという。
メーンの取引先が飲食関係だったこともあり、目を付けたのが店頭に掲げる販促用のぼり。当時は2社が市場を独占していたこともあり、料理名のみが書かれたシンプルなものが主流だったが、イラストや書体など「デザイン性」という要素を取り入れたところ目新しさが受け、初年度で売上高1億円を記録するヒット。取引先企業の協力もあり、3年間は倍々ゲームの勢いで売り上げを伸ばした。
- 【髙田織物㈱社長 髙田尚志氏】畳文化復権の先導役になる 畳縁雑貨を通し若者へ訴求 業界連携より深める
- 【ちょうどいい人事】企業と大学つなぐ採用コンサル
- 【P・O・Pホールディングス】デザイン性重視し「のぼり」市場創造 “突き抜けた”人材育成 M&Aにも積極的
- 【イオンモール岡山】初の大規模リニューアル開始 フードメゾン跡は第2期(秋)
- 【吉備高原PAKARA】馬のおやつを本格販売 安全志向受け全国へ
- 【セロリー】AIでリモート採寸 省力化とコロナ対策
- 【アリオンシステム】保険資格確認システム 病院、薬局に機器販売
- 【ヤンマー農機製造】ヤンマーアグリに統合 本社は大阪から岡山に
- 【ケーキ工房ポム】ロッカーでケーキ受け取って スーパーなど2カ所に設置
- 【オゴー産業】サクラクレパスとコラボ ECサイトで営業強化
- 【オタフクソース】健康テーマに春夏商品 特定原材料不使用など
- 【備前日生信金など】まちづくりファンド組成 空き施設再生などを支援
- 【就実学園】西川原キャンパス新校舎が竣工
- 【OHKスポーツ振興財団】功労者賞1人 特別賞4人を表彰
- 【岡山東法人会】子ども向け環境学習会 エコ活動の大切さ発信
- 【(公社)岡山青年会議所理事長 小林佑輔氏】「地域経済との連携」に注力 新しいJCスタイルつくる