システムプロダクト㈱（岡山市北区表町1－3－50、坂本康久社長、資本金2000万円）は、さまざまなITツールを駆使して総合的に業務改善提案するコンサルティング事業を展開している。

　提携する中小企業診断士と共に業務プロセスを分析し、生産性を高めるためにIT化できる部分や改善すべき点を抽出して提案する。パソコン業務を自動化するRPAは、企業のほか、公共、金融への導入実績をはじめ、県内のICT関連企業からの相談を受け受託開発するなど豊富なノウハウを生かし、導入から運用までを支援。NTTアドバンステクノロジ㈱（神奈川県）の「WinActor」と㈱エネルギア・コミュニケーションズ（広島市）の「EneRobo!」を取り扱い、業務内容や規模により最適なものを提案する。AI OCRとの連携も可能。

　また、働き方改革を推進するテレワークやオンラインミーティングでは、独自のクラウド型ウェブ会議システム「VRoom」を展開。ブラウザで参加できるためソフトウエアのインストールが不要で、社内外を問わず手軽に会議や商談に招待できる。企業内のサーバーにシステムを入れて運用するオンプレミス版もあり、情報漏えいや不正利用のリスクを抑えた。同社では「ITに関するワンストップ相談窓口としてさまざまな課題解決を支援したい」としている。

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