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- VISION OKAYAMA 2020年10月26日号
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特集[ICT特集] OEC
手書き識字率トップクラスのAI OCR 読み取り間違い学習して精度が向上
OEC㈱(岡山市北区本町6-36、佐藤俊治社長、資本金6000万円)は、手書き文字に対応したAI搭載OCR(光学文字認識)クラウドサービス「OEC AI-OCR with AI inside」を展開している。
手書き書類をスキャナーで読み込んで作成したPDFファイルをアップすれば、AIがテキストデータに変換する。訂正印や誤字の塗りつぶし、枠外にはみ出した文字の自動補完などにも対応し、読み取り精度は96.7%。クラウドサーバー上のAIが全国で発生する同システムでの読み取り間違いなどから学習して精度が向上する。
事前に読み取る書類を登録して、テキスト化する範囲を指定する方式で、6000項目まで読み取り可能なプランで月額3万円。人工知能や関連サービスを開発・提供するAI inside㈱(東京都)の文字認識AIを活用して展開しており、デジタル関連調査会社㈱MM創研(同)の昨年7月の調査ではもっとも手書き文字識字率が高いOCRと紹介されている。
帳票類やアンケート用紙、各種入会申込書などでの活用を想定しており、パソコン作業を自動化するRPA(3カ月36万円)と連動させ、管理システムやデータベースへの入力や登録など一連のデジタル処理も提案する。
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