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ジャーナルモリマシナリーなど

AIで工具の選定・寿命推定 匠の技を次世代に継承

 精密機械メーカーのモリマシナリー㈱(赤磐市仁堀東1383、森郁夫社長、資本金2000万円)が、㈱両備システムズ(岡山市)、岡山大学と共同で取り組む、切削工具の選定・寿命をAIで推定する次世代工具管理システム(AIツールソムリエ)の開発が、経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)」に採択され、9月11日、テクノサポート岡山で初の推進委員会が開かれた。

 工作機械の現場では、多品種少量生産が進み、管理する工具の数・種類も増加。IoT(モノのインターネット)導入による連続無人運転(スマート工場化)のニーズが高まり、熟練技術者が減少する中で、加工条件に応じた最適工具の選択や段取り工数削減、工具の再研磨時期の判断、技能者育成システムが求められている。

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本誌:2020年秋季特別号 6ページ

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