生き残りへ外部人材活用は不可欠　多様な考えが化学反応を起こす

　自動車部品加工を手掛ける水島機工㈱。取り巻く環境が激変する自動車業界において、滝澤昌朗社長は「自ら気付き、変わるためには時間が足りない。必要に応じて時代の流れを客観的に見える人材を採用しなければ生き残りは難しい」と危機感を抱いていた。

　ただ、いざアプローチするにもノウハウは乏しく、青井賢平戦略マネージャーからの紹介で、プロフェッショナル人材戦略拠点による人材紹介会社向けプレゼンテーションに参加。数多くの候補者面接を行っていたなか、首都圏の自動車メーカーでエンジン、トランスミッションの生産部門、生産拠点の再編・統合などのミッションにも携わった浦田之彰氏（当時56歳）と出会った。