WEB VISION OKAYAMA

巻頭特集5年目迎えた岡山県プロフェッショナル人材戦略拠点

マッチング実績は164人 「エキスパート」と一本化し利便性アップへ

 企業と人材のマッチングをサポートし、「攻めの経営」への転換を後押しする「岡山県プロフェッショナル人材戦略拠点」。開設から5年目を迎え、1月末現在でマッチング実績は164人に達し、高まる企業の人材ニーズに応えるため、都市部大企業等との連携など新たな取り組みも動き始めている。開設から4年半の実績と、来年度からの新体制、マッチングの成功事例を紹介する。

 同拠点は国の地方創生戦略の一環として全国に設置されており、岡山では2015年11月16日、(公財)岡山県産業振興財団内に開設された。同拠点が中堅・中小企業の求人ニーズを掘り起こし、民間の人材紹介会社などがI・J・Uターンを希望する都市部のプロフェッショナル人材を発掘し、同拠点と連携してマッチングに当たるというスキーム。

 1月末現在の実績は、県内企業からの問い合わせが2240件、訪問企業社数1590社。民間人材紹介会社への取り次ぎは561社910人、採用実績は164人に上っている。求人企業は事務作業を同拠点に代行してもらえるほか、民間人材紹介会社に支払う手数料の一部を県が補助する制度も利用を後押ししているとみられ、実績について青井賢平戦略マネージャーは「企業にとって『人』は永遠のテーマ。マッチングを通じ、相当数の企業の業績アップに貢献できたと自負している」と手応えを語る。

会員申し込みはこちらから

PAGETOP