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巻頭特集倉敷美観地区

伝統的建造物を火災から守れ 高齢化、夜間無人化で懸念高まる 

 「先人たちが残してきた価値ある伝統的な建造物を火災から守れ」―。古い町並みの倉敷美観地区の住民組織で防火対策への関心が高まっている。昨年のパリ・ノートルダム大聖堂、沖縄・首里城の焼失がきっかけ。同地区でも2009年7月に観光案内所・倉敷館敷地内の豪商が残した古い蔵が全焼したことがあり、決して対岸の火事ではない。ここ数年の同地区を取り巻く環境の変化でリスクが高まっている一方、実際の防火対策と言えば心許ない。同地区の現状と課題を追った。

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