Ｑ　働き方改革という言葉を最近よく耳にします。残業時間の問題について企業としてきちんと把握する必要があることや３６協定等についても勉強しています。わが社は、最近問題となっている残業代対策として「職務手当」の名目で残業代を毎月３万円支払っています。残業代対策はこれで十分でしょうか。

何時間分の残業代か明確な区分が必要

Ａ　「あなたのように「うちは「職務手当」名目で固定残業代を払っているから大丈夫。」と思われる経営者もおられるようですが、思わぬ落とし穴があります。「職務手当３万円」というだけでは、残業代の支払いとみなされません。というのは、第三者からみてこの３万円というのが、何時間分の残業代に当たるのかという判断が出来ないからです。

会員申し込みはこちらから