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蒜山の恵み閉じ込めたオーガニック石けん

 ㈱MATSURIKA(真庭市本郷70-3、山形彩子社長、資本金300万円)は、3月26日、蒜山地域の素材を使ったオーガニック石けん「MATSURIKA SAVON」を発売した。

 山形さんは東京都内で養護教諭として15年間勤務。アトピー性皮膚炎に悩む生徒から相談を受けたのをきっかけに、手作り石けんに興味を持った。その後東日本大震災を経験し、スーパーで物資が枯渇するさまを目の当たりにし「都会での暮らしは豊かではないことに気付いた」という。

 2013年夏、夫婦共通の知人が暮らす美作市を訪れた際に豊かな自然環境に心動かされ、14年春には親子で真庭市勝山地区に移住。地域おこし協力隊での3年間の活動を経て、地元のハーブや薬草を使った石けんや化粧品の製造販売会社を昨年立ち上げ、このほど自宅近くに工房を新築し商品化にこぎ着けた。

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本誌:2018年3月26日号 12ページ

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