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業界大予測[弁護士]岡山弁護士会会長 水田美由紀氏

事件数は減少傾向 質の確保が課題に

 県内の弁護士数は、378人とほぼ横ばいで推移した。事件数は刑事、民事ともに減少しており、弁護士数と事件数の差が年々広がる厳しい状況が続いている。

 そんな中、成年後見の案件数は増加傾向で、従来の訴訟活動だけでなく、認知症高齢者への対応など司法と福祉との協働も活動領域に加える必要があるだろう。児童虐待対策としての児童相談所への配属など新たな活動の場も広がりつつある。

 一方で、法曹志願者が減少しており質の確保が課題だ。当会では、司法修習生への生活資金給付制度の復活を呼び掛けており、2017年の法改正で実現することを確信している。研修会などで会員の質向上を図り、県民の問題解決支援に取り組みたい。
 
[アベノミクスへの評価・期待]給付型奨学金制度創設など子どもの貧困への対応

[業況予想]横ばい

本誌:2017年1.1号 55ページ

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