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業界大予測[青果物卸]岡山丸果社長 花房昌男氏

天候不順で入荷減 消費拡大策が急務

 2016年は大寒波の影響で春野菜を中心に作況が悪く、3月末まで品薄だった。夏には白桃が梅雨の長雨の影響で病気がまん延し生産量が減少。年間では単価高だが入荷が減り売り上げは前年比微増にとどまった。

 17年は天候不順でなければ上期は例年通りの入荷数で推移するだろう。下期は最近異常気象になりがちな梅雨時前後の天候が気にかかる。市場外流通の増加に歯止めがかからず、大手量販店と産地との直接取引が広がり、厳しい状況が続きそうだ。

 若者の野菜や果物離れも進んでおり、消費拡大のため野菜ソムリエによる食育活動を積極的に取り組む必要がある。産地と買い手の期待に応えられるように、安全安心を大前提に今まで以上に努力していきたい。

[アベノミクスへの評価・期待]

生産者の8割以上を占める中小農家を守るJA改革を

[業況予測]横ばい

本誌:2017年1.1号 37ページ

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